...よく四角い莚を肩にかけて背中にまとっている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その莚のことを覚えていて...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...莚(むしろ)を敷いただけの上へ...
直木三十五 「南国太平記」
...夜松莚子を訪ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...松莚子に招がれて東仲通末広に飲む...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...風月堂に赴くに恰も松莚子細君と共に在り...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...五十格恰の男が余と相對して別な莚に胡坐をかいて居る...
長塚節 「佐渡が島」
...ぼつり/\と鋲の頭のやうにへげる皮が莚と莚との間の甲板へほろ/\と落ちる...
長塚節 「佐渡が島」
......
長塚節 「長塚節句集」
...徳席(藁莚(わらむしろ))...
柳宗悦 「全羅紀行」
...莚(むしろ)を体に巻き...
吉川英治 「大岡越前」
...莢(さや)を莚(むしろ)に叩く弟の均であった...
吉川英治 「三国志」
...そしてなかなか泰然自若と刑の莚(むしろ)へ坐ったが...
吉川英治 「三国志」
...莚(むしろ)のうえに平たくなって寝ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...死の莚(むしろ)へひきすえられたが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...藺莚(いむしろ)が敷いてあり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...又八は莚(むしろ)のうえに首を垂れている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...たかが莚(むしろ)一枚」「莚一枚でも...
吉川英治 「宮本武蔵」
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