...不埒だとまで心が荒立つて來る...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それやこれやで氣が荒立つて來ると...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...面と向って突掛(つっかか)られる荒立つ心とを凝乎(じっ)と取鎮めようとしていた...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...虚無の深淵(しんえん)の前に荒立つ自負心...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...侮蔑のような感情が荒立つ儘に委された...
松永延造 「職工と微笑」
...荒立つことをして...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
便利!手書き漢字入力検索