...荒ぶる波に漂ひてこなたに寄せくる一隻の漁船の...
石川啄木 「閑天地」
...零下二十五度の嵐が荒ぶ戦場に村人はみんな見送った...
今村恒夫 「アンチの闘士」
...その國の荒ぶる神たちを言趣(ことむ)け平(やは)せとなり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...荒ぶる神いと多(さは)にあり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...二 荒ぶる神が熊になつて現れたのでその毒氣を受けたとする...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...荒ぶる神どもを言向(ことむ)けやはし...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...小碓(をうす)の命は、東西の荒ぶる神、また伏(まつろ)はぬ人どもを平(ことむ)けたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...「東の方十二道(とをまりふたみち)一の荒ぶる神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...山河の荒ぶる神又は伏はぬ人どもを...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...また山河の荒ぶる神どもを平け和して...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...荒ぶ戰鬪に對し避易敢てせず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...搬ぶを追ひて戰ははげしく荒ぶ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...相模(さがみ)の海に荒ぶる...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...大南風(おおみなみ)の吹荒ぶ午前十一時ごろ...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
......
横瀬夜雨 「花守」
...――斬って斬って斬りまくれ」夏侯惇は、荒ぶる兵へ、なおさら気負いかけた...
吉川英治 「三国志」
...さなきだに血は荒ぶる...
吉川英治 「源頼朝」
...背後の大山脈の通路を吹き荒ぶ風はここでは感じられなかったが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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