...そうして白露八月となれば田の稲、圃の粟、蕎麦、大豆、小豆、陸稲、豌豆、大根、葱、芋、蜀麦、大豆、蕪青、牛蒡、胡蘿蔔、荏...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...明治三十六年松山に帰省したついでに近在の荏原(えばら)村という所に遊びに行ったことがありました...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...播磨の國から荏の油を取寄せて...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...京都へばら/\散つて居る其神主の子供の體に荏の油の特許權がついて...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...胤長の荏柄の前の屋地を拝領せられ...
太宰治 「右大臣実朝」
...和田平太胤長さまの御屋敷は荏柄の聖廟の真向ひにございまして...
太宰治 「右大臣実朝」
...「江州と、保木と、荏田とだね...
外村繁 「夢幻泡影」
...武州(ぶしゅう)荏原郡(えばらごおり)荏原村...
永井荷風 「榎物語」
...古河古松軒の記した「四神地名録」に『荏原郡大森村巌正寺(浄土宗)にては...
中山太郎 「獅子舞雑考」
......
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...伊沢分家所蔵の荏薇(じんび)贈答に見えてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...荏土(えど)と黄薇(きび)との間に取り替されたからであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此合作柬牘は荏薇問答中最も興味ある文であるから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その百九十八荏薇(じんび)問答は此年天保元年十一月に入つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...荏薇(じんび)問答の榛軒書中に所謂「叔母」である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...東京府荏原(えばら)郡品川町南品川宿)もとはこれなどは縄を結んだので...
柳田國男 「日本の伝説」
...荏苒(じんぜん)これを打ち破らざれば...
吉川英治 「三国志」
...荏土(えど)の庄といわれていた頃...
吉川英治 「宮本武蔵」
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