...荊棘路を塞ぎたる原野に對て...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...私は水音を便りに荊棘(けいきょく)の間を分けて泉の縁へ降りて行きました...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...南爲江漢淮汝東流之注五湖之處以利荊楚于越南夷之民とあれば...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...翰は夙(つと)に唐宋諸家の中でも殊に王荊公(おうけいこう)の文を諳(そらん)じていたが...
永井荷風 「梅雨晴」
...荊を避けたりしながら...
牧野信一 「繰舟で往く家」
...荊州(けいしゅう)の劉表(りゅうひょう)へ使いをやって...
吉川英治 「三国志」
...四方は荊棘(いばら)のみだ...
吉川英治 「三国志」
...荊州(けいしゅう)へ落ちて行った...
吉川英治 「三国志」
...荊州方面への積極策は...
吉川英治 「三国志」
...この荊州に起り、益州を討ち、両州を跨有(こゆう)して、天下に臨まんか、初めて、曹操とも対立することができましょう...
吉川英治 「三国志」
...そして荊州(けいしゅう)のお手に入るのは目に見えている...
吉川英治 「三国志」
...荊州の文聘なるか」と...
吉川英治 「三国志」
...白羽扇(びゃくうせん)一荊州(けいしゅう)...
吉川英治 「三国志」
...荊州はしばらくわが劉皇叔がお預りしているということにしよう...
吉川英治 「三国志」
...呉と荊州とは、唇歯(しんし)の関係にあるし、姻戚(いんせき)の義理もある...
吉川英治 「三国志」
...「このたび荊州の内...
吉川英治 「三国志」
...荊州から彼を呼びもどそうとしたが...
吉川英治 「三国志」
...その中軍を荊州まで進めていたが...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??