...賢人とは畢竟(ひっきょう)荊蕀(けいきょく)の路(みち)にも...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...荊棘(けいきよく)と倶(とも)に腐(くさ)らん事憐(あはれむ)に堪(たえ)たり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...荊棘(いばら)のやうに人(ひと)の心(むね)を刺(さ)すわい...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...下には四句何故生二荊棘一(なにがゆえぞけいきょくをしょうずること)佳人意漸疎(かじんこころようやくそなり)久因重輪下(きゅういんかさねてめぐりくだる)黄金未レ出レ渠一(おうごんいまだきょをいでず)こう刷ってある...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そしてその異名に鶯桃、含桃、荊桃がある...
牧野富太郎 「植物記」
...路傍の荊棘(いばら)の中でがさがさという音がしたので...
正岡子規 「くだもの」
...都梁は荊州記に「都梁県有山...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...荊州(けいしゅう)の太守劉表(りゅうひょう)と軍事同盟をむすんで...
吉川英治 「三国志」
...荊州から降参の使いとして...
吉川英治 「三国志」
...荊州の治安やら旧臣の処置やら...
吉川英治 「三国志」
...荊州までたどり着けば...
吉川英治 「三国志」
...荊州へ使いに行くことにきまった...
吉川英治 「三国志」
...荊州の留守をまもる孔明の命をうけ...
吉川英治 「三国志」
...荊州の防衛が全然将軍の予想に反していたためではありませんか」呂蒙はむくむくと起き出して...
吉川英治 「三国志」
...荊州城にあった関羽の一族は、呂蒙のさしずによって鄭重にほかのやしきへ移され、不安なく不自由なく呉軍に保護されているのを見て、荊州の人民は、「ありがたいことだ」と、呂蒙の名を口から口へささやきつたえた...
吉川英治 「三国志」
...――そして荊州の地も玄徳へもどしてやり...
吉川英治 「三国志」
...今が初めての荊棘(けいきょく)の道ではない...
吉川英治 「源頼朝」
...荊棘林中に大自在を得る等と...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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