...雷雲に巻かれ来(きた)りし小鳥かな八月三日 富士山麓(さんろく)山中湖畔草廬(そうろ)...
高浜虚子 「五百五十句」
...門前の坂に名附けん秋の風八月八日 富士山麓山中湖畔草廬...
高浜虚子 「五百五十句」
...明主の知遇身に受けて三顧の恩にゆくりなく立ちも出でけむ舊草廬...
土井晩翠 「天地有情」
...スイスの草廬(そうろ)に立ちもどって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今年草廬(そうろ)を麻布に移すやこの辺の地味花に宜しき事大久保の旧地にまさる事を知る...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...三平君は以前の関係から時々旧先生の草廬(そうろ)を訪問して日曜などには一日遊んで帰るくらい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...我草廬(そうろ)を敲(たた)きて俳諧を談ず...
正岡子規 「古池の句の弁」
...草廬(そうろ)に籠(こも)っていた...
吉川英治 「剣の四君子」
...草廬(そうろ)から起たねばならぬぞと」「……はい」「阿備...
吉川英治 「三国志」
...これから隠れすむ草廬の地をさがした...
吉川英治 「三国志」
...隆中に草廬(そうろ)をむすび...
吉川英治 「三国志」
...草廬(そうろ)をまもって...
吉川英治 「三国志」
...先生の草廬(そうろ)を三度まで訪ねて...
吉川英治 「三国志」
...草廬(そうろ)を出てよりはや十余年...
吉川英治 「三国志」
...自分が草廬(そうろ)のうちで読んだ兵書に...
吉川英治 「三国志」
...草廬(そうろ)に抱いていた理想の実現であったのである...
吉川英治 「三国志」
...草廬(そうろ)もお手狭(てぜま)でございますから」佐久間信盛は...
吉川英治 「新書太閤記」
...連れ立って草廬(そうろ)を出た...
吉川英治 「新・水滸伝」
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