...彼女は占者のお告げを信じて、その仕事を辞めることにした...
...明日の天気を占う占者がテレビに出演するらしい...
...占者によると、今年は私にとって良い年になるらしい...
...占者によると、彼女には旅行が良いとのことだった...
...そしてめくらのジャンのほうは卜占者(うらないしゃ)になり...
有島武郎 「かたわ者」
...ここに二人の占者がいる...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...占者(うらない)の言葉とか...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...プリアモスの子ヘレノスはすぐれし*占者斯くと見て...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一定の産業組織や一定の技術独占者にとって保護され保証されているという事実は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ローマの卜占者(ぼくせんしゃ)らはそれを実行していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...占だって占者に謂わせればドウして仲々大そうな根拠があるのだから...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...君江はこの男から日比谷の占者のことをきいたのである...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...」と君江は人に問われて始めて占者の判断の甚(はなはだ)要領を得ていなかった事と...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...哲学者みたような占者(うらないしゃ)みたような...
夏目漱石 「永日小品」
...占者(うらなひしや)の所(ところ)へ来(き)たら...
夏目漱石 「それから」
...一週間ばかり前占者(うらないしゃ)に見てもらったら...
夏目漱石 「それから」
...占者の所へ来たら...
夏目漱石 「それから」
...占者は、歯のない唇をキンチャクのやうに結びながら、「まづ肉親の縁うすくして、他郷に労するといふ相だな‥‥」せん子の掌におかれた天眼鏡は、ひどく灰つぽくくもつて、雪に濡れてゐた...
林芙美子 「「リラ」の女達」
...因つて星占者を召して尋ねると...
南方熊楠 「人柱の話」
...占者アリスタンドルや哲学者アナクサゴラスの解釈によって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大方狸穴の占者(せんせい)の云った事を本当にし過ぎて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...聞けば死者があると占者(うらなひしや)がどの方角のどの地へ埋(うづ)めよと命ずる儘(まゝ)に...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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