...もう古くなった和服を茶箪笥にしまっておく...
...母親から茶箪笥を譲り受けた...
...古い茶器がたくさん収納できる茶箪笥を買った...
...茶箪笥の引き出しにはお茶やお菓子が入っていた...
...広い和室に古い茶箪笥が置いてあった...
...下段の端に置かれてある小型の茶箪笥の扉を開いた...
海野十三 「地獄の使者」
...三年間ただ茶箪笥の上の飾り物になっていて...
太宰治 「家庭の幸福」
...うしろの桑の茶箪笥(ちゃだんす)をあけた...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...」するうち古茶箪笥の上の方にかかっている時計が五時を打った...
徳田秋声 「足迹」
...長火鉢の掃除をしたり茶箪笥に雑巾をかけたりした...
徳田秋声 「足迹」
...お増は茶箪笥の鑵(かん)のなかから...
徳田秋声 「爛」
...茶箪笥の桑の木目...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...和尚(おしょう)は茶箪笥(ちゃだんす)から茶器を取り出して...
夏目漱石 「草枕」
...今迄茶箪笥(だんす)の陰(かげ)に...
夏目漱石 「それから」
...玄関の二畳、勝手につづく茶の間の六畳、狭い庭をひかえた奥の八畳という小体(こてい)な住居だが、長火鉢、茶箪笥、鼠入らず、湯こぼしと、品よく、きちんとして、居なりで用が足りるようになっている...
久生十蘭 「虹の橋」
...なかなか一通りなものでしょう? そこへ私は茶箪笥をおき...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...また桑材の茶箪笥(ちゃだんす)...
山本周五郎 「季節のない街」
...長火鉢の桐は張ったものだし、桑材の茶箪笥も、春慶塗の卓も、塗料を使ってそれらしい色と木目を付けたものであり、南部鉄の火箸も金銀の象眼ではなく、真鍮(しんちゅう)とニッケルのメッキだという...
山本周五郎 「季節のない街」
...辰弥が茶箪笥をあけてみると...
山本周五郎 「季節のない街」
...部屋の隅に新しい茶箪笥(ちゃだんす)があるのをみつけた...
山本周五郎 「花も刀も」
...桑材らしいしゃれた茶箪笥である...
山本周五郎 「花も刀も」
...脇に小さな茶箪笥と長火鉢があるため...
山本周五郎 「花も刀も」
...茶箪笥(ちゃだんす)ひとつない家のなかを見まわしていると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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