...茫漠とした未来が心配だ...
...彼女の目には茫漠とした不安が浮かんでいた...
...無限の大地が私の前に茫漠と広がっていた...
...その政策にはまだ茫漠とした問題が残っている...
...茫漠とした夢の中で、私は彼女とともに旅をしていた...
...ただ一面の茫漠とした沼地であった...
伊藤野枝 「転機」
...今までただ茫漠と拡がっていた黄褐色と灰色の天地の沈黙が...
伊藤野枝 「転機」
...視線の届く限り茫漠たる芝生の起伏に...
谷譲次 「踊る地平線」
...茫漠たる海洋だけがはてしもなく広がってるのだった...
豊島与志雄 「書かれざる作品」
...茫漠たる風采の杉本との対話……その傍で...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...ただその前後は茫漠として少しも見分けがつかなかった...
豊島与志雄 「蘇生」
...生の弱い光と死の茫漠(ぼうばく)たる光とが入り交じっている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...騎兵の茫漠(ぼうばく)たる遠い疾駆の音...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...どうしても茫漠(ぼうばく)として当りがつきませんでしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ところで、空寂と、沈静と、茫漠と、暗黒と、孤独とは、形の通りで、弁信なればこそ、仔細らしく耳を傾けて何物をか聞き取ろうと構えているように見えるものの、余人であってみれば、聞き取るべき一言もなく、澄まし込むべき四方(あたり)の混濁(こんだく)というものの全然ない世界ですから、もし弁信の耳が、この間から何物をか聞き得たとすれば、それは彼の耳の中からおのずから起ってくる雑音を、彼自身が、自己妄想的に聞き操っているに過ぎないので、この点は、かの清澄の茂太郎が、反芻的(はんすうてき)に即興の歌をうたうのと同じことなのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが葵のこころを茫漠とした悲しみのなかへひきいれるのだった...
久生十蘭 「金狼」
...謎々じゃ)お京の手紙は茫漠としていて...
火野葦平 「花と龍」
...一つ一つの内容は如何にも茫漠(ぼうばく)としてはいるが...
柳田国男 「海上の道」
...明るく澄んだ茫漠とした視野の中に私をつつんでいた...
山川方夫 「博士の目」
...老人の話は茫漠として取止めのない断片であって...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...どこか茫漠としたあの面つき...
吉川英治 「私本太平記」
...すこぶる茫漠(ぼうばく)たるもので...
吉川英治 「私本太平記」
...茫漠(ぼうばく)としたものへあせる気がうごいているから...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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