例文・使い方一覧でみる「茣蓙」の意味

...二人は荷馬車に布いた茣蓙の上に... 二人は荷馬車に布いた茣蓙の上にの読み方
石川啄木「天鵞絨」

...桜の咲く頃など祇園さんの境内に茣蓙を敷いて... 桜の咲く頃など祇園さんの境内に茣蓙を敷いての読み方
上村松園「京のその頃」

...見ると地面に茣蓙を敷いて... 見ると地面に茣蓙を敷いての読み方
種田山頭火「行乞記」

...大抵は茣蓙帽子（ござぼうし）という茣蓙で作った一種のマントを頭からかぶって学校へ通った... 大抵は茣蓙帽子という茣蓙で作った一種のマントを頭からかぶって学校へ通ったの読み方
中谷宇吉郎「簪を挿した蛇」

...茣蓙（ござ）の上に並べた大小樣々の金物は... 茣蓙の上に並べた大小樣々の金物はの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...その上に茣蓙（ござ）を敷いて... その上に茣蓙を敷いての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...三尺ほどの高さに茣蓙で囲ってある... 三尺ほどの高さに茣蓙で囲ってあるの読み方
久生十蘭「春の山」

...ルーブ・べースは盆茣蓙の横へ... ルーブ・べースは盆茣蓙の横への読み方
久生十蘭「魔都」

...長い茣蓙が敷いてある... 長い茣蓙が敷いてあるの読み方
火野葦平「花と龍」

...彩（いろどり）と模様のある茣蓙（ござ）で... 彩と模様のある茣蓙での読み方
柳宗悦「手仕事の日本」

...そうして待構えていて茣蓙（ござ）で押えて殺してしまった... そうして待構えていて茣蓙で押えて殺してしまったの読み方
柳田国男「山の人生」

...茣蓙（ござ）はたやすく日光や風に当てることができる... 茣蓙はたやすく日光や風に当てることができるの読み方
山本周五郎「赤ひげ診療譚」

...義一はまた茣蓙に向って花札をもてあそんでいた... 義一はまた茣蓙に向って花札をもてあそんでいたの読み方
山本周五郎「さぶ」

...周囲に縄や茣蓙張りの椅子なぞ... 周囲に縄や茣蓙張りの椅子なぞの読み方
夢野久作「お茶の湯満腹談」

...一か八かの大仕掛の盆茣蓙に坐って一生涯の運命を張ってみたいというのが...
夢野久作「狂歌師赤猪口兵衛」

...その上に土蔵の中から取出された見事な花茣蓙（ござ）が敷詰められて... その上に土蔵の中から取出された見事な花茣蓙が敷詰められての読み方
夢野久作「巡査辞職」

...そのうちに盆茣蓙の真中に伏せてあった骰子（さいころ）壺が引っくり返ると... そのうちに盆茣蓙の真中に伏せてあった骰子壺が引っくり返るとの読み方
夢野久作「名娼満月」

...ところが茣蓙を背負い杖をつき... ところが茣蓙を背負い杖をつきの読み方
若山牧水「みなかみ紀行」

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