...草の葉も稲の葉も茗荷(みょうが)の葉も皆葉端(はさき)を捲(ま)いて...
田中貢太郎 「雑木林の中」
...草の葉も稲の葉も茗荷の葉も皆葉先を捲いて...
田中貢太郎 「雑木林の中」
...殊に今朝は茗荷がつけてあつた...
種田山頭火 「行乞記」
...何物でも何時でもうまいのだが)私はほんとうに幸福だ!茗荷の子三把で四銭...
種田山頭火 「行乞記」
...△苦茗をすゝる朝の気持は何ともいへないすが/\しさである...
種田山頭火 「其中日記」
...やうやく花茗荷が咲きだした...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...」二人は郷土のお菓子を摘みながら小さな煎茶茶碗で苦茗を啜りながら語つた...
徳田秋聲 「芭蕉と歯朶」
...茗溪兩派の爭點たる文部省及び松方伯の根據たる大藏省にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...抱き茗荷(みょうが)のような...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...玉茗館(ぎょくめいかん)という旅館の娘だったので...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...茗荷の葉の様なる大木...
久生十蘭 「ボニン島物語」
......
前田普羅 「普羅句集」
...夫より茗橋々下茶店にて待月...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『喫茗雑話(きつめいざつわ)』の三書から...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この時根津(ねづ)に茗荷屋(みょうがや)という旅店(りょてん)があった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...もし君子の記憶に抱茗荷の紋がなかったら...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...君子は倉庫(くら)のなかにしまってあった抱茗荷紋のある琴のゆたんを外し...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
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