...無事に茎葉を残すことの出来た蓼の穂には...
薄田泣菫 「独楽園」
...薬になるいろんな草の茎葉や根のかわかしたのが...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...『本草綱目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう)』には草の条下に「此茎葉ヲ煎ジ紙帛ヲ染レバ黄色トナル」と出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...『花彙(かい)』のジャコウソウの文中にはこれを誇張して述べ「茎葉ヲ採リ遠ク払ヘバ暗ニ香気馥郁タリ宛モ当門子(ジャカウ)ノ如シ親シク搓揉(モム)スレバ却テ草気(アヲクサシ)アリ」と書いてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その茎葉に、逆向せる鉤刺があってよく衣などに引っかかるから一度覚えると最早や忘れぬ草である...
牧野富太郎 「植物記」
...茎葉より一種不快の臭を放つゆえにその畑に近づくと嫌やなにおいに襲われる...
牧野富太郎 「植物記」
...その茎葉を揉めば...
牧野富太郎 「植物記」
...一体ススキはその茎葉が密に叢をなして株から生え互に相迫り集っているので...
牧野富太郎 「植物記」
...冬になって茎葉が枯れても地中の地下茎は依然として生き残り...
牧野富太郎 「植物記」
...南部にては其茎を塩糠に和(マゼツ)けて遠きに寄(オク)るあり」と述べ、また岩崎灌園の『本草図譜』には「秋田ぶき、此種羽州より出づ、茎根に近き処淡紅色、茎に糸あり苦味なし、」「ゑぞぶき、此種蝦夷より来る葉甚だ大にして、茎葉白毛あり、旅人急雨の時採って傘に代て雨を凌ぐ、大さ径(わた)り六七尺、茎甚だ肥大、柱の如く稜あり高さ七八尺味淡し下品」なりとある...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわち茎葉(けいよう)は枯(か)れても...
牧野富太郎 「植物知識」
...茎(くき)は直立し少数の茎葉(けいよう)を互生(ごせい)し...
牧野富太郎 「植物知識」
...みなその茎葉(けいよう)に酸味(さんみ)を含んでいるが...
牧野富太郎 「植物知識」
...これを防ぐには山下の粘土を取り水にてよく泥に掻き立てその苗の上より水を灌(そそ)ぐがごとく漑(そそ)ぎ掛くれば泥ことごとく茎葉の上に乾き附いてあえて食う事なし...
南方熊楠 「十二支考」
...茎葉花果皆七宝なり...
南方熊楠 「十二支考」
...ボトロ(蕨の茎葉)にて傷口を撫でながら右の歌を唱うれば...
南方熊楠 「十二支考」
...蕨の茎葉で蝮に咬まれた創口(きずぐち)を撫でてかの歌を誦(じゅ)すと越後でいう由なるが...
南方熊楠 「十二支考」
...全く越後で蕨の茎葉を山だち姫というのと違う...
南方熊楠 「十二支考」
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