...山深いところに小さな茅屋がある...
...彼は草むらに茅屋を建てた...
...茅屋でのんびりと休むのもいいね...
...別荘は素朴な茅屋風のデザインだ...
...古い茅屋があった場所に、新しい家が建てられた...
...我が茅屋の中つねにかの狗子にだに如(し)かざるものを絶たず...
有島武郎 「星座」
...茅屋(ばうをく)の楼上(ろうしやう)に四五人の美婦(びふ)あらはれ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...才之助の茅屋の一端に...
太宰治 「清貧譚」
...ほとんど修理の仕様も無いほどの茅屋(ぼうおく)を買いとって自分に与え...
太宰治 「人間失格」
...しかれどもその議論の標準なるものはただ一の茅屋(ぼうおく)中に住するの人民これなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...いまだ茅屋(ぼうおく)のうちにありて大門高墻(こうしょう)を作るものあらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...しかしてわが茅屋のうちに住する人民をしてこの恩沢に浴せしむるは実にわが社会をして生産的の社会たらしめ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...前の山の二軒の茅屋のところに眼をうつすと...
中里介山 「大菩薩峠」
...中では茅屋(ぼうおく)にある場合と違った考えを人達はしているものだ...
林芙美子 「魚の序文」
...二三の茅屋(わらや)では...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その土手の上で打ち上げてゐた花火が近所の茅屋根に落ちて...
堀辰雄 「春淺き日に」
...茅屋瀟灑夕陽黄葉村舎の横額あり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「過神辺駅、訪菅先生夕陽黄葉村舎、柴門茅屋、茂園清流、入其室則窓明軒爽、対山望田、甚瀟灑矣、先生有詩、次韻賦呈...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「斯様(かよう)な茅屋へ宜うこそ御入来...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...どの茅屋(わらや)の戸の透間(すきま)からもまだ夜(よる)の明りが日本酒色(いろ)を洩(もら)してゐる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...そこらの茅屋(あばらや)から村の老幼や...
吉川英治 「三国志」
...茅屋(ぼうおく)の廂下(しょうか)に降りていようなどとは...
吉川英治 「三国志」
...露をしのぐ茅屋根(かややね)の下でもと...
吉川英治 「私本太平記」
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