...より老猾なる范増なれども...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...窮巷(きゅうこう)に黙測する范増(はんぞう)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...項羽や樊(はんかい)や范増(はんぞう)が...
中島敦 「李陵」
...二すると今まで黙つて居た重臣の范増が...
牧野信一 「悲しき項羽」
...「既にかくまで屈服して居る者に仁を施す要はないではないか?」范増はこゝぞと一膝乗り出して...
牧野信一 「悲しき項羽」
...「范増よ、善う言ふた...
牧野信一 「悲しき項羽」
...」項羽は更に言葉を改めて熱心に范増を瞶めた...
牧野信一 「悲しき項羽」
...「范増よ...
牧野信一 「悲しき項羽」
...……范増よ――もう何も思ふまい...
牧野信一 「悲しき項羽」
...」「……范増、過分に思ふぞよ……」項羽の睫毛には銀のやうな涙が宿つて居た...
牧野信一 「悲しき項羽」
...范増はそれ以来唯々諾々として一言も王を諫める事をしなかつた...
牧野信一 「悲しき項羽」
...愛馬の騅と范増とがとぼとぼと影を踏みながら歩いて来るより外...
牧野信一 「悲しき項羽」
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