例文・使い方一覧でみる「范」の意味

...隣の媼（ばあ）さんを頼んで范（はん）夫人の所へいってもらった... 隣の媼さんを頼んで范夫人の所へいってもらったの読み方
蒲松齢田中貢太郎訳「封三娘」

...」范祭酒はそれを聞いてますます怒って... 」范祭酒はそれを聞いてますます怒っての読み方
蒲松齢田中貢太郎訳「封三娘」

...蘇州の押司（おうし）の范院長（はんいんちょう）という者に与えたもので... 蘇州の押司の范院長という者に与えたものでの読み方
田中貢太郎「雷峯塔物語」

...」范志清は、杯を高く差上げ、一息にぐっと飲みほして、ふらふらした足どりで、室から出て行きました...
豊島与志雄「三つの悲憤」

...一切の事を范志清に任せて... 一切の事を范志清に任せての読み方
豊島与志雄「三つの悲憤」

...范司令殿の貴い血は... 范司令殿の貴い血はの読み方
豊島与志雄「三つの悲憤」

...范志清未亡人中敏は... 范志清未亡人中敏はの読み方
豊島与志雄「三つの悲憤」

...范志清の一子を胸に抱いて... 范志清の一子を胸に抱いての読み方
豊島与志雄「三つの悲憤」

...今一つは范曄の頃には... 今一つは范曄の頃にはの読み方
内藤湖南「支那史學史概要」

...中には後漢書の著者范曄の如く... 中には後漢書の著者范曄の如くの読み方
内藤湖南「支那史學史概要」

...今の范曄の後漢書は... 今の范曄の後漢書はの読み方
内藤湖南「卑彌呼考」

...中でも「夜の光」の中に收められてゐる「正義派」「出來事」「范の犯罪」「清兵衞と瓢箪」特に「和解」には最も感嘆（かんたん）させられました...
南部修太郎「三作家に就ての感想」

...――これすなわち范蠡（はんれい）が美姫西施（せいし）を送って強猛な夫差（ふさ）を亡ぼしたのと同じ計になるではありませんか」周瑜は顔色を変じて... ――これすなわち范蠡が美姫西施を送って強猛な夫差を亡ぼしたのと同じ計になるではありませんか」周瑜は顔色を変じての読み方
吉川英治「三国志」

...檻車の中に囚えてきた范疆... 檻車の中に囚えてきた范疆の読み方
吉川英治「三国志」

...なつかしや范蠡の筆である... なつかしや范蠡の筆であるの読み方
吉川英治「私本太平記」

...主君よ、范蠡がおります、どんな辱に耐えても死に給うな、としてあった...
吉川英治「私本太平記」

...范蠡は主君をいさめて... 范蠡は主君をいさめての読み方
吉川英治「私本太平記」

...天（テン）勾践（コウセン）ヲ空シウスル莫（ナカ）レ時ニ范蠡（ハンレイ）ナキニシモ非ズの詩を... 天勾践ヲ空シウスル莫レ時ニ范蠡ナキニシモ非ズの詩をの読み方
吉川英治「私本太平記」

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