...――十九日岩波ノ主人ト芥川サンノ家ニテ會フ岩波「全集」引受承諾岩波ノ主人とは故茂雄氏のこと...
小穴隆一 「二つの繪」
...彼は暗がりへ手をやって茂作の顔にさわってみた...
小泉八雲 田部隆次訳 「雪女」
...二人は木の茂みに引っかかれるのも構わずに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...木の茂みの中をあちこち飛び移って...
豊島与志雄 「春盲」
...茂太郎が言った通り...
中里介山 「大菩薩峠」
...少し遠くまで来過ぎてしまいました」茂太郎は...
中里介山 「大菩薩峠」
...「一体何うしたんです」「丸茂さんが殺されたんです」「エッ」私は人垣を分けて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...お茂さんにもこの私にもいわば親の敵(かたき)です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お茂なんかに未練はないというところを見せる心算(つもり)だったのさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そうして一めんに生い茂った雑草を踏(ふ)み分けて行くうちに...
堀辰雄 「美しい村」
...樹木の茂った校庭にも楽々と投げこむことが出来た...
水上滝太郎 「大人の眼と子供の眼」
...繊(ほそ)い美しい手を垣根の青い茂みに与えているのが...
室生犀星 「蛾」
...加茂川に出て河原にまだ青い芝を見てからなるべく古い昔の町家のあるところに車を馳らしたが...
室生犀星 「京洛日記」
...茂(しげ)みからとびおりました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...茂兵衛はやがて姉娘のお綱の婿に直し...
山本周五郎 「お美津簪」
...茂次の赤くなった顔つきで...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...茂庭から嫁にはいったのは...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...堀尾茂助の主従は...
吉川英治 「新書太閤記」
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