...梨(ナシ)、苹果(リンゴ)、胡瓜(キュウリ)、西瓜(スイカ)等の子房ナシ、リンゴ、キュウリ、スイカなどはみな植物学上でいう下位子房(Inferior ovary)を持っていて、その子房が成熟して果実となっている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...学校から纏(まと)めて注文(ちゅうもん)するというので僕(ぼく)は苹果(りんご)を二本と葡萄(ぶどう)を一本頼(たの)んでおいた...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...停車場(ていしゃじょう)の前にはバナナだの苹果(りんご)だの売る人がたくさんいた...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...その一つの星のなかに生えている青じろい苹果(りんご)の木さえ...
宮沢賢治 「烏の北斗七星」
...かういふ苹果はおはじめてでせう...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...」青年はほんたうにびっくりしたらしく燈台看守の両手にかゝへられた一もりの苹果を眼を細くしたり首をまげたりしながらわれを忘れてながめてゐました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...向ふではあの一ばんの姉が小さな妹を自分の胸によりかゝらせて睡らせながら黒い瞳をうっとりと遠くへ投げて何を見るでもなしに考へ込んでゐるのでしたしカムパネルラはまださびしさうにひとり口笛を吹き二番目の女の子はまるで絹で包んだ苹果のやうな顔いろをしてジョバンニの見る方を見てゐるのでした...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...僕いま苹果のことを考へたためだらうか...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...かういふ苹果はおはじめてでせう...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...こんな立派な苹果は...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...男の子はまるで絹で包んだ苹果のやうな顏いろをしてねむつて居りました...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...あの苹果の肉のやうな青じろい銀の雲も...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...「なんだか苹果(りんご)のにおいがする...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...男の子はまるで絹(きぬ)で包(つつ)んだ苹果(りんご)のような顔いろをしてジョバンニの見る方を見ているのでした...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...あの苹果(りんご)の肉(にく)のような青じろい環(わ)の雲も...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...こういう苹果(りんご)はおはじめてでしょう...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...」向うの席の燈台看守がいつか黄金(きん)と紅でうつくしくいろどられた大きな苹果を落さないように両手で膝(ひざ)の上にかかえていました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...苹果のにほひは室いっぱいでした...
宮澤賢治 「氷と後光」
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