...今後の恩怨について話し合いました...
...彼らの間には過去の恩怨があるようです...
...彼女は恩怨を大切にする人だと聞いています...
...恩怨を超えた友情が築かれました...
...なんの恩怨(おんえん)もないのだし...
太宰治 「酒ぎらい」
...個人的な恩怨(おんえん)は何も無かった筈でございますのに...
太宰治 「男女同権」
...何の恩怨(おんえん)も無かった筈だが...
太宰治 「無題」
...……愛憎なし恩怨なし...
種田山頭火 「其中日記」
...なにゆえに歴史上の恩怨(おんえん)よりして隣国と相仇し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...我輩は曾て閣下に何の恩怨なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...我輩は曾て閣下に何の恩怨なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...恩怨(おんえん)の念は別として...
中里介山 「大菩薩峠」
...恩怨を決死の格闘に置くの約束が果されようとしているのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...おゝ恩怨の同胞(はらから)よ!海は深く暗かつた...
中原中也 「海の詩」
...恩怨の同胞(はらから)よ! 恩怨の同胞よ!――一九三六...
中原中也 「海の詩」
...それを圍(めぐ)る恩怨の渦が次第に判るやうな氣がします...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...バルトウ氏の恩怨関係をくまなくさぐりまわったが...
久生十蘭 「悪の花束」
...何の恩怨もない彼等だが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ウブメに限らず道の神は女性で喜怒恩怨が一般に気紛(きまぐ)れであった...
柳田国男 「山の人生」
...恩怨(おんえん)すべて...
吉川英治 「私本太平記」
...恩怨(おんえん)すべて過去となった今...
吉川英治 「新書太閤記」
...足利方にも楠木方にもなんら恩怨のない第三者の聞書だけにかなり信用できるものである...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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