...かくして此絶大の風雲児が不世出の英魂は...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...英魂むなしく筑波山下に眠る...
大町桂月 「秋の筑波山」
...英魂留在二感忠碑一...
大町桂月 「白河の七日」
...宗吾眼を見ひらき、御回向辱なしといふを、この世の暇乞ひにて、英魂天に歸し、毅魄地に歸す...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...ここで幾度か出征兵士の壮行会が催され、英魂が迎えられ、焼夷弾(しょういだん)の処置が練習され、防火の訓練が行なわれた...
徳田秋声 「縮図」
...その英魂毅魄(きはく)を埋(うず)めしめたるも...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...英魂未だ葬われないという次第である...
中里介山 「大菩薩峠」
...一去英魂托両楹...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...幾多の英魂に心からな血涙を手向けては帰った...
吉川英治 「上杉謙信」
...英魂の冥福をいのるあいだも...
吉川英治 「上杉謙信」
...英魂も怨みをのこしてこの土に執着すれば鬼神になる...
吉川英治 「三国志」
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