...今英吉利は九十何億の歳出でありますが...
井上準之助 「最近欧米に於ける財政経済事情」
...英吉利(イギリス)の画壇で有名な人でハークマと言えば知らぬ人はない...
岩村透 「不吉の音と学士会院の鐘」
...遙に此書を滿州なる森鴎外氏に獻ず大寺の香の煙はほそくとも、空にのぼりてあまぐもとなる、あまぐもとなる獅子舞歌海潮音序卷中收むる所の詩五十七章、詩家二十九人、伊太利亞に三人、英吉利に四人、獨逸に七人、プロンスに一人、而して佛蘭西には十四人の多きに達し、曩の高踏派と今の象徴派とに屬する者其大部を占む...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...頻(しき)りと英吉利の在所(ありか)を捜してゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...英吉利の政治家の噂などそんな下らない事ばかり話して...
薄田泣菫 「茶話」
...首と手足の太い英吉利(イギリス)女なんかがそのまま故国(くに)の従柿妹(いとこ)へ郵送出来るように...
谷譲次 「踊る地平線」
...その英吉利がどうして悪いことがあろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それから私は英吉利文学の話だの...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...近来英吉利(イギリス)国王より支那国帝に対し兵を出して烈しく戦争をせし本末(ほんまつ)は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...終に英吉利国に和親を為せり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...やがては「英吉利国にも優り候御国と相成り...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...また英吉利ほど秩序の調った国はありません...
夏目漱石 「私の個人主義」
...英吉利のシエレーと云ふ婦人の著はした...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...英吉利のロラード...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...貴樣は英吉利人のからくりで踊つてるのぢやないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...英吉利ぢやあこんな大きな綺麗な蛾はあんまり見ませんよ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...英吉利語を勉強してゐた...
堀辰雄 「麥藁帽子」
...英吉利古今の文士戲曲を作りしもの幾百千家ぞ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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