...彼はまだ若造だから、経験が必要だね...
...彼女は若造を好んでいるらしく、年下の男性と付き合っている...
...あの若造はまだ大学生だけど、とても優秀だ...
...叔父さんは若造の頃、とても荒れていて一度家出したことがあるそうだ...
...多くの文学作品には、若造たちの成長が描かれている...
...おいらんの心中などを書く若造を対手(あいて)ゆえの...
泉鏡花 「薄紅梅」
...「その母様(おっかさん)と云うのは、四十余りの、あの、若造りで、ちょいとお化粧なんぞして、細面(ほそおもて)の、鼻筋の通った、何だか権式の高い、違って?」「まったく...
泉鏡花 「婦系図」
...君は一体いくつだったのだ」「十九です」「十九?」そんな若造(わかぞう)が...
高見順 「いやな感じ」
...ここに犬ころみたいな若造が一匹いる...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...家中の斉彬派の若造共が...
直木三十五 「南国太平記」
...若造――やってみろ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「何ですか、言ってごらんなさい」「異人館の番頭さんに、わたしをひとつ、御紹介していただきたいんです」「へえ、そうして、どうしようと言うんです」「実はね……御新様、これからの商売は異人相手でなければ駄目です」そら来た、この若造、どのみち商売に利用の意味でなければ、得の立たないところへ御無沙汰廻りなぞする男ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...この昔馴染(むかしなじみ)の若造を...
中里介山 「大菩薩峠」
...与三郎(よさぶろう)という二十三の若造と...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...恐ろしく若造りな女が出て來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恐ろしく若造りな女が出て来ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひどく若造りで小柄で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...わたしなどのような若造は引っこんで...
火野葦平 「花と龍」
...この二人は若造の役人が皆そうであるように...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ましては若造が勝手に空き部屋に潜り込んで眠るなんてあり得ない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...すでに若造の口から引き出して来たこと以外...
牧逸馬 「助五郎余罪」
...貴島のような若造に勝手な事をされちやあ...
三好十郎 「肌の匂い」
...「忌々しい若造だぞ」とか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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