...母の聲のまだ若若しい餘韻を耳にして...
辻村もと子 「春の落葉」
...若若しい言葉が書き連ねてある...
外村繁 「夢幻泡影」
...若若しい人達の集りです...
南部修太郎 「S中尉の話」
...何となく若若しい心の覇氣が感じられる...
「修道院の秋」
...若若しい人生の夢想家で...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...まだ若若しいその奧さんを私に教へながら...
南部修太郎 「病院の窓」
...まだ滑らかな悪ずれのしていない若若しい光沢をもっているのであった...
室生犀星 「幻影の都市」
...若若しい木のやうに伸びゆく力(ちから)は...
室生犀星 「抒情小曲集」
...彼の若若しい精神の苦しみは...
横光利一 「微笑」
...大尉の栖方は若若しいというより...
横光利一 「微笑」
...若若しい精気に満ち...
横光利一 「夜の靴」
...風を突きぬけた気力の若若しい緊張がある上に...
横光利一 「旅愁」
...若若しい父の青年時代を思うと...
横光利一 「旅愁」
...思わぬ明るい気持ちの差し込むのを覚え久しぶり若若しい青年に立ち還って来るのだった...
横光利一 「旅愁」
...実に健康な若若しい日の父の姿も...
横光利一 「旅愁」
...沙埃のために若若しい夏草の色を持たず...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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