...このサラダには若芽が入っています...
...若芽を摘むとビタミンが豊富です...
...若芽は健康に良いと言われています...
...若芽を使ったおかずは美味しいです...
...春には若芽がたくさん出てくる...
...根岸庵の杉屏の若芽がふいた頃である...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...雛祭青磁(せいじ)に亂るる糸柳の若芽をきざめる片枝(かたえ)がくれ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...少年は若芽を吹き出したばかりの木立のかげで...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...数限りもない若芽が...
寺田寅彦 「芝刈り」
...悪くすると小枝を折り若芽を傷つけるばかりである...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...すいすいと伸び出てる若芽の生長が...
豊島与志雄 「道連」
...若芽といわず食いちぎりながら...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...天神様(てんじんさま)の鳥居(とりゐ)が見える向(むか)うの堤(つゝみ)の上には柳(やなぎ)の若芽(わかめ)が美しく閃(ひらめ)いてゐるし...
永井荷風 「すみだ川」
...同時に蘿月(らげつ)の姿(すがた)は雑草の若芽(わかめ)に蔽(おほ)はれた川向(むか)うの土手(どて)の陰(かげ)にかくれた...
永井荷風 「すみだ川」
...絹糸草の若芽のように...
野村胡堂 「胡堂百話」
...金色の粉(こ)を噴いて若芽を萌(きざ)してゐた...
林芙美子 「浮雲」
...樹木(じゆもく)の若芽(わかめ)が出(で)ると好(この)んで食(た)べ...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...ぱっとした茶色などの混った若芽が芽ばえ出している...
宮本百合子 「九州の東海岸」
...早くも梅雨上りの若芽萌え立つ今日の日はめぐり来りぬ...
夢野久作 「白くれない」
......
横瀬夜雨 「花守」
...若芽を押し潰し喰い潰していく偏見とさえなり...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...若芽の萌え出した柔かな田園...
横光利一 「旅愁」
...或日同君が江戸川べりの榛(はん)の若芽を寫生すると云つて畫布を持ち出したのについて行き...
若山牧水 「樹木とその葉」
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