...そしてこの女も二十四五の若盛りであつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...二十七の若盛りで亡くなったので...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...若盛り過ぎる...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...あれはもう若盛りといえないし...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...何しろまだ二十五の若盛りで...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...まだ三十四五の若盛り乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ三十四五の若盛りながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「――少し名の立つも嬉しい若盛り――か...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その内儀のお乃枝(のえ)は三十二の若盛りでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若盛りの男がおめおめ人に突き落されるはずもなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まだ三十代の若盛りで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まだ三十臺の若盛りで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若盛りの娘に死なれて無力に私は泣いているじゃないか」恥じてこう言って泣く大臣を悲しんで見ぬ人もなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この女が若盛りのころの後宮(こうきゅう)の女御(にょご)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...若盛りの姿を尼に変えさせるのも残酷に思召(おぼしめ)されて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮の御出家のお供をして乳母(めのと)そのほかの老いた女たちは必然的に尼になったが、若盛りの人でも、他日動揺する恐れのない、信念の堅そうな人たちだけを御弟子にされることになり、われもわれもと希望する者の多いのを、院がお聞きになって、「群衆心理で今はその気になっているでしょうが、それをお許しになってはいけませんよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院のお若盛りがそうでおありになったであろうと想像されます」などと薫の帰ったあとで尚侍は言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...若盛りの人として記憶にございます人があらかた故人になっております世の中に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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