...彼は若気の至りで大学を中退してしまった...
...私も若気の至りで大きな借金をしてしまったことがある...
...彼女の浮気は若気の至りだったと後悔している...
...若気の至りで過去のミスを反省し、今後は慎重に行動することに決めた...
...彼の失敗は若気の至りだったが、それでも次のチャンスに挑戦する勇気がある...
...若気の一図(いちず)に苛々(いらいら)して...
泉鏡花 「歌行燈」
...若気の無鉄砲とによって...
海野十三 「地球を狙う者」
...しかしそれは決して血気の逸りでもまた若気のあやまちでもない...
大杉栄 「獄中記」
...あれは若気の至りに酒があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...だからその時々に若気の至りでもよいから...
中谷宇吉郎 「私の履歴書」
...ここにおいてかゲーテの偉大なることを認めてシラーの若気(わかげ)を捨てるにいたると説いてあるが...
新渡戸稲造 「自警録」
...机を構へたものゝ何か若気の至りとでもいふかのやうな夢と不安に追はれて転々幾度(いくたび)――鳥跡の霞を追ふが如くに遥なる想ひを酣(のみつ)くさうといふやうな...
牧野信一 「書斎を棄てゝ」
...若気の才能なんていふものは淡雪のやうなものであり...
牧野信一 「浪曼的月評」
...私の若気のあやまちから浮き名を流させることになりました上...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「お友達が若気のあやまちで...
山本周五郎 「竹柏記」
...若気の悪戯だなんて云うんですよ」彼はどしんと片足を踏みつけた...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...なにか世話でもしたことがあったかなあ」「若気(わかげ)とは申しながら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...若気(わかげ)だろうが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...健康な人間が、自分の健康な気もちを標準にして荒療治をしようとすると、若気な男女は、春をいそぐ花のように、夢を追って身を散らしてしまうことをなんの惜しみともしないものである...
吉川英治 「親鸞」
...私はそれもやっぱり若気のいたりだと思うんです...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...一族に若気の殿輩(とのばら)もたくさんにおらるるから...
吉川英治 「源頼朝」
...私という若気な子は...
吉川英治 「紋付を着るの記」
...と若気なままに言いきって...
吉川英治 「紋付を着るの記」
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