...若殿様の秀句や名歌が...
芥川龍之介 「邪宗門」
...五でございますから若殿様が...
芥川龍之介 「邪宗門」
...やにわに若殿様へ飛びかかろうと致しました...
芥川龍之介 「邪宗門」
...若殿様は私の甥を御供に召して...
芥川龍之介 「邪宗門」
...堀川の若殿様に御仕え申している事なぞは...
芥川龍之介 「邪宗門」
...表面は何気なく若殿に仕えて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...若殿時之助がまだ丈夫で元氣だつた頃...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「若殿は此處で殺されたのだよ」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お前は何時から此處に奉公してゐるんだ」「丁度一年になります」「若殿とは大そう仲が良かつたやうだな」「飛んでもない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――そして若殿さまから...
山本周五郎 「落ち梅記」
...「これまでも滝沢どの一党の専断は眼にあまるものがあり、大殿にもよほど御心痛あそばされたとうかがっております、兵部さま御瘋疾のあとより、若殿を御世子になおし、それによって重職の交替と、政治の更新とを御思案あったと承わりました、――さればこそ梶田どのはじめわれら同志の者は、骨を砕き肉を削るおもいでやってまいったのです、御家のため、政治を建てなおすため、ひいては七万五千石の領民のために、……そうしてようやく今日という時がまいりました、この日のためにみな身命をなげだして働いたのです、――若殿、こなたさまはこれらの者を捨てて、自分おひとりだけ安穏に暮したいとおぼしめしますか」いつか成信は眼を伏せていた...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...まるっきり大名の若殿みてえなんだそうでね...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...お前は尾州の若殿徳川万太郎と知って...
吉川英治 「江戸三国志」
...あなたは尾州の若殿でいらっしゃいます...
吉川英治 「江戸三国志」
...怖いもの知らずの若殿は...
吉川英治 「江戸三国志」
...若殿のお口から滅相もないことで」「可笑(おかし)いのう」「まったく今日まで気づかずにおりましたのは玄堂の落度(おちど)...
吉川英治 「江戸三国志」
...若殿のお為を希(ねが)い...
吉川英治 「私本太平記」
...若殿のおことばで...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索