...若殿様の御不興を受けた侍(さむらひ)の例もございます...
芥川龍之介 「地獄変」
...若殿樣の御不興を受けた侍(さむらひ)の例もございます...
芥川龍之介 「地獄變」
...母は一も二もなく若殿忍男の君が...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...今現在の吾妹が其若殿の戀人と聞て...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...無慚(むざん)な! こゝに若殿(わかとの)が殺(ころ)されてござる...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...平次は若殿の首筋の傷をもう一度念入りに調べました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの若殿様とやらが...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...その十三郎が勅任官の家の若殿だから...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...そして若殿の身にも累が及ぶかもしれないので...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...尾張の若殿徳川万太郎様だといって聞かせました」「それはいかん」万太郎は苦笑して...
吉川英治 「江戸三国志」
...若殿の思召しに酬(むく)わずにはおりませぬ」「それはうれしいが...
吉川英治 「江戸三国志」
...それは若殿の御用があるお体ゆえ...
吉川英治 「江戸三国志」
...――若殿には、何処(いずこ)に」搦手(からめて)の兵たちが、大曲輪(おおぐるわ)から大手の辺(あた)りまでを、血眼(ちまなこ)に、捜(さが)し合っていた...
吉川英治 「剣の四君子」
...……若殿おめでとうござりました」「よせっ...
吉川英治 「私本太平記」
...明けてまだ二十八の花の若殿」「十郎...
吉川英治 「私本太平記」
...経略は外夷防寨の城主)の若殿のおやしきでご招待があるんだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...管営(かんえい)の若殿金眼彪(きんがんひょう)の施恩(しおん)も...
吉川英治 「新・水滸伝」
...かえってその侍者に反問したという若殿である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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