...しかし少年ながらも名門の若さま...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...お地蔵さまへもさくら一枝黎々火君になつかしい顔が若さを持つてきた四月十一日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...それは彼女に溢れてゐる若さだつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...自分の若さも、幸福も、生命も、自分の財産も、みんなあの人に捧げました...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...ぐずぐずしていてはこの若さも空しく過ぎてしまう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...こんな若さで、こんなことをいえる侍も居る...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...前者の方が幾分の若さがあって良かろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その若さじゃ、世間様が淋しがらせちゃおくまいが、少し物騒だね」と平次、何もかも知っている癖にこんな事を言います...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...尤も金之助は二十歳(はたち)そこ/\の若さだから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二人の若さは少しも狙喪してはゐない...
林芙美子 「愛する人達」
...私に逢ひたい為に来て下すつたンぢやなく、お金の話で、私のとこへいらつしたの?」「いや、君に逢ひたい為さ、そりやア逢ひたい為だけど、君になら、何でも相談が出来ると思つたからなンだよ」「お兄様に相談なさればいゝのよ」「兄貴には話せない金なンだ」きんは返事もしないで、ふつと、自分の若さも、もうあと一二年だなと思ふ...
林芙美子 「晩菊」
...選んだ暁には輝きを取り戻せます」「若さの狂気だな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...若さが私たちを耐えしめた―――彼は私と同じく二十一だった!彼は昔ながらのたくましい下司だったじめ/\した陰欝な石廊で彼は斜めに密閉した中世の王宮のような天窓に向いてこけた...
槇村浩 「同志下司順吉」
...それでこそノラクラ令嬢の身につけていない若さの美しささえあるのですから...
宮本百合子 「悔なき青春を」
...そういう一体の若さがあって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...スパルタに隣るアルカジアが、永遠の若さで、楽(たのしみ)の多い世を久しく送らせようと、わたし共二人を引き留めていもしない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...――それじゃあまるで若さまのお命を...
山本周五郎 「桑の木物語」
...柔軟で健(すこ)やかな体つきから見ても若さが知れる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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