...一種の苛責(かしゃく)を感じながら...
芥川龍之介 「偸盗」
...苛々しながら云った...
大阪圭吉 「坑鬼」
...ひどく苛々(いらいら)する様子である...
谷崎潤一郎 「鍵」
...憶出せないので苛立った...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...ジョン・ランスはこの脱線のような質問にいくぶん苛立ったようで...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...かくて映画の検閲が遽かに苛酷になったことは人の知る通りである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...私は苛(い)ら苛(い)らしてきた...
豊島与志雄 「蠱惑」
...わたくしを苛めるような...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前が苛(いじ)め殺したんだろうって? ばかにするない...
中里介山 「大菩薩峠」
...驟雨(しうう)は後(あと)から後(あと)からと驅(か)つて來(く)るので曉(あかつき)の白(しら)まぬうちから麥(むぎ)を搗(つ)いて庭(には)一杯(ぱい)に筵(むしろ)を干(ほし)た百姓(ひやくしやう)をどうかすると五月蠅(うるさ)く苛(いぢ)めた...
長塚節 「土」
...苛酷(きび)しい父よりはかえって怖(こわ)かった...
夏目漱石 「行人」
...不滿の苛だたしさを感じてくる...
萩原朔太郎 「宿命」
...どんなに貧乏しても苛めないで下(くだ)さいよ...
林芙美子 「清貧の書」
...彼等はただやけに喚き立てては苛立つのであつた...
北條民雄 「青年」
...自分の考へてゐることがわけもなく苛々して...
牧野信一 「お蝶の訪れ」
...時々ひどい窮状にさらされまたおそらく不健康な住居と苛酷な労働とに運命づけられて...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...造営までなかなか手が届かぬを定規(ていき)に背くとて無理に合祀するは苛刻(かこく)もはなはだし矣...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...通例女に対してきわめて苛酷な・圧制的な・法規を課していて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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