...早苗さんと四人の男とは...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...なぜか早苗さんをドキンとさせた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...早苗さんはそれを聞いて...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...気の弱い早苗さんは...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...○苗場山(なへばやま)苗場山は越後第一の高山なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...綿花(わた)に限(かぎ)らず蒲(かま)の穗苗藁(ほわら)其外(そのほか)柔(やわらか)く乾(かは)きたるものを擇(えら)ぶべし...
關寛 「養生心得草」
...苗を植える機械はあるまい...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一、右類訴いたすものなく、村々騒立ち候節、村内のものを差押へ、とたうにくははらせず一人もさしいださざる村方これあらば、村役人にても、百姓にても、重にとりしづめ候ものは、御はうび下され、帯刀苗字御免、さしつづきしづめ候ものどもこれあらば、それぞれ御褒美下しおかるべきもの也...
中里介山 「大菩薩峠」
...両親がやかましく申しましたので」話の調子は間違いもなく矢留瀬苗子ですが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...早苗は十人並で、別に人に不快を與へるやうな動作があるわけでもなかつたのだけれども、金錢のことになると、若い女に似合はずがつちりしてゐて、何となく冷たいものを人に感じさせるのである...
林芙美子 「風媒」
...苗字は省きますが満里子君は私の少数の女友達のうちで...
牧野信一 「満里子のこと」
...十二月から一月にかけて村の婦女子等が連れ立ってホウコグサの苗を田の畦などへ摘みに出でて採り来り...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...しかし歴史は苗代川等と共に古く...
柳宗悦 「民藝四十年」
...明治の初めに苗字を「松岡」とつけず「福渡(ふくわたり)」とつけた...
柳田国男 「故郷七十年」
...少年だましいの苗床(なえどこ)に...
吉川英治 「黒田如水」
...ふしぎや寧子が生家とも同苗(どうみょう)の木下藤吉郎...
吉川英治 「新書太閤記」
...けだし彼の禾稼(くわか)を見るに、春種し、夏苗し、秋刈り、冬蔵す...
吉田松陰 「留魂録」
...そしてその跡には落葉松の苗が井条式に植えられてあるのだが...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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