...――只(と)見れば苔(こけ)蒸したる石畳の上に...
巌谷小波 「こがね丸」
...苔(こけ)の道辷(すべ)りしあとや墓まゐり朝顔の鉢を置きたる墓の前町中に少し入りこみ盆の寺九月十日 七宝会...
高浜虚子 「六百句」
...其間をトマムの剰水(あまり)が盆景(ぼんけい)の千松島(ちまつしま)と云った様な緑苔(こけ)の塊(かたまり)を(めぐ)って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...自分を包んでいた苔をも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...鬱蒼(うっそう)たる熱帯樹に蔽(おお)われ苔(こけ)に埋もれてはいるが...
中島敦 「環礁」
...真白な天然米の海苔茶漬の方が有難いから...
中谷宇吉郎 「稲の一日」
...苔(こけ)も生えていないところであるから...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...もう一片の海苔巻きをつまんでその男の掌の上へポイと投げた...
長與善郎 「青銅の基督」
...苔井(こけゐ)のきわの柿の木に唯一ツ...
長谷川時雨 「うづみ火」
...プンと海苔(のり)の香をただよわせて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...額にある苔のような突起をそっとなでた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
...炊きたての熱い御飯へ刻み葱焼海苔紅生姜(べにしょうが)その外何でも沢山の薬味を載せて今の鮪を汁ともにかけて出します...
村井弦斎 「食道楽」
...それ故、私はしばらく庭の中に立つて何處といふあてもない、松の木と苔と、ななめに射(さ)した京都どくとくの寒々とした薄い冬の日ざしを眺めた...
室生犀星 「京洛日記」
...僕は先ず跣足(はだし)で庭の苔(こけ)の上に飛び降りた...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...いつもどこかの海苔漉(す)き小屋か...
山本周五郎 「青べか物語」
...類の舊い苔蒸した林となる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...そして葺草や苔の高い屋根の上にさへ...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...泉石幾年の苔(こけ)を帯(お)び汚穢(をくわい)甚しきを以て...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- ゴルファーの山下美夢有さん: 米国女子ツアーで逃げ切り4勝目を飾った 🏌️♀️
- 歌手の山下達郎さん: 1983年の代表曲「高気圧ガール」がCMソングに採用された。😊
- フィギュアスケート選手の三浦璃来さん: フィギュアスケートペア選手で、木原龍一との婚約を発表した。😊
時事ニュース漢字 📺
