...駅の芽柳を印象ふかく味はつた...
種田山頭火 「其中日記」
...・のぞいて芽柳のなつかしくも妙蓮寺お寺の大柳芽吹いてゆれて春寒の鰒を並べて売りたがつてゐる塩湯はよろしく春もしだいにととなふ景色福沢先生旧邸その土蔵はそのまゝに青木の実三月十七日 日本晴...
種田山頭火 「道中記」
...三芽柳が、南割下水のゆるい流れと人通りの少ない往来に添って、並木になっていた...
吉川英治 「脚」
...芽柳の上の夕星を仰いで...
吉川英治 「脚」
...五本の芽柳(めやなぎ)があって...
吉川英治 「江戸三国志」
...辻燈籠と芽柳の間に...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...静かに検(あらた)めてみい」四橋袂(はしだもと)の堤芽柳(どてめやなぎ)の糸が...
吉川英治 「柳生月影抄」
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