...池のさゞ波空の虹いみじは脆き世の道をわれはた泣かむ花の蔭其花掃ふ夕風に蝴蝶の宿を音づれて問はん「昨日の夢いかに」春を誘ふて蜂蝶の空のあなたに去るがごと玉釵碎けて星落ちてあはれ芳魂いまいづこ殘るは枯れし花の枝盡きぬは恨み春の雨...
土井晩翠 「天地有情」
...芳魂を天に帰したことである...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...芳魂忽入芸牋裏...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「芳魂忽入芸牋裏...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...把杯漫欲復芳魂...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...君の芳魂をつつんでもらいたいため...
吉川英治 「三国志」
...彼の芳魂(ほうこん)を弔(とむら)って...
吉川英治 「新書太閤記」
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