...婚礼の儀式へ臨むような荘厳な花聟の衣裳をラザルスに着せた...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...早速花聟の許(とこ)へ駆けつけて相談する事にした...
薄田泣菫 「茶話」
...花聟はそれを聴いて...
薄田泣菫 「茶話」
...『では、花嫁花聟が、お互に相手を見たこともないのに結婚していた、あの昔の風がいいとおっしゃるんですか?』と彼女はつづけたが、それは多くの婦人によくある癖で、相手の言葉に答えたのでなく、相手のいいそうなと思われる言葉に答えたのである...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...現に万朝(まんちょう)なぞでは花聟花嫁と云う表題で両君の写真を紙上に掲ぐるの栄はいつだろう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一つは身分の上に於いて花聟の家の方が低かったためか...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...グショ濡れの紋付を着た花聟が...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...たか子の席は花聟花嫁が筋向うに見える...
林芙美子 「或る女」
...オクサーナ! 誰でもすきな花聟を見つけるがいいよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...その上でこそ好い花聟も目つかるつてもんだよ! どうせ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...そしてあたしは花聟といつしよに踊るのではなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...つかつかと、藤吉郎は、われも忘れて、花聟の座を離れ、縁先まで歩いて行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...やはりここ数日は花聟の頭は幾分時局から遠のいていたものとみえる...
吉川英治 「新書太閤記」
...おい花聟、早く縄を解いてあげろ」魯智深はげらげら笑って、仔細を話した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして花聟(はなむこ)は」しんとなった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...花聟はまだ着坐しない...
吉川英治 「源頼朝」
...花聟の頼朝も何の色彩もない姿である...
吉川英治 「源頼朝」
...水底深く死んだ花聟のダンデズム...
吉行エイスケ 「飛行機から墜ちるまで」
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