...結縁(けちえん)は疑(うたがい)もなき花盛り聾(ろう)青畝(せいほ)ひとり離れて花下に笑(え)む昭和七年四月十九日 木槿会...
高浜虚子 「五百句」
...名をへくそかづらとぞいふ花盛り九月二十九日 日本探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...はた雪かとばかり匂うこの花盛りであるとか...
直木三十五 「死までを語る」
...なるほどエルムの花盛りというものは...
中谷宇吉郎 「楡の花」
...しかしエルムにも立派に花盛りがあるのである...
中谷宇吉郎 「楡の花」
...一年二回の花盛りかの哲学的詩人として有名なるブラウニングの句に the last of life for which the first was made とあるが...
新渡戸稲造 「自警録」
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野口雨情 「極楽とんぼ」
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野口雨情 「未刊童謡」
...花炎木の花盛りの黄昏(たそがれ)の庭で...
林芙美子 「浮雲」
...元禄年中は義気の花盛りとも言うべき時代なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
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前田普羅 「普羅句集」
...海棠の老木が門の両側に折重つて、花盛りだつた...
牧野信一 「淡雪」
...六月ですから花盛りで...
牧野富太郎 「植物記」
...観音で雨に遇(あ)ひけり花盛りこの句について余は「観音で」と俗語を持つて来たところが少し得意であつたのだ...
正岡子規 「病牀六尺」
...その山のお寺には白と紅の芍薬(しゃくやく)が花盛りで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...山々はどこもつつじの花盛り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...電文「ハナシキマリ五ヒカホツナギ アリカエレオヤヂ イワクマニアハネバ クビ ヨシダ」○桃の花の花盛りの山村の風景(移動で)(パストラール風の音楽)しばらくして会話(画面は山村風景)(伴奏音楽)「僕の方は明日どうしても発たなきや間に合はないんだが...
三好十郎 「おスミの持参金」
...そして行手は花盛りめでたや...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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