...ずばぬけて大きな花氷(はなごおり)が電燈を反射して...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...花氷!如何にも花氷には相違なかった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...草花の花氷ではない...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...裸体像をとじこめた花氷...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...この人体花氷を見ると...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...美しい花氷に見とれた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...この美しい花氷が出来上った...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...その花氷へ近づいて...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...例の花氷のろう人形なのだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...花氷の殺人その他いま一つ書きもらせないのは...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...探偵はこの花から防暑用の花氷を連想する...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...大きな花氷を投げたとすれば...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...花氷の中の夏草だけが地面に残っていたというわけ...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...花氷を投げたものがあったという筋である...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...さながら花氷のように薄桃のベコニヤが咲き乱れていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...通がつて我慢して食ふハムサラダ峰月梅見とはハイカラの行く所でなし浅峰アーク燈味も素つ気もなく光り同花氷すきやの袖を風なぶる也奈貴余つ程の覚悟で女店員になり蛍石ハムサラダが「我慢して食ふ」ものであつたり...
正岡容 「大正東京錦絵」
...場内はさながらに数千の人間を詰めた巨大な花氷のように冷たく凝固してしまっていた...
夢野久作 「二重心臓」
...夏のサロンに花氷を置くし...
吉川英治 「随筆 新平家」
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