...この書類には彼の花押があります...
...自分だけのオリジナル花押を作ってみたい...
...この画家の作品には独特の花押が入っています...
...山田さんの花押の書き方を教えてもらった...
...ちはやふるのアニメで、競技かるたを取るときに花押をつけます...
...するとその人は一箇所を指(ゆびさ)して花押(かきはん)の書き方を教えた...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
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内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...皆んな後藤(ごとう)の書き判(花押(くわあふ))のある表側だつたことをお前は知つて居るか」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...裏の後藤の花押(かきはん)も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...尤も、小判や大判の書き判、即ち金座の後藤の花押(かきはん)には、素人にはわからぬ秘密があつた相で、それが後藤家代々の口傳(くでん)になり、金座の後藤が一と眼見れば、花押の何處かで、眞物か僞かがわかつた相です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...D――の花押があるし...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...――パンでこさえた封印で造作もなくD――の花押をまねてね...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...于時延宝七年季冬朔日 伊達十九代左少将藤原朝臣綱村(花押)とあるに依り...
穂積陳重 「法窓夜話」
...一部後宇多帝の花押あり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...藩公の名には墨印と花押(かおう)がしるされているし...
山本周五郎 「ひとごろし」
...墨印は将軍家綱の花押(かおう)で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...料紙八百枚に自分の花押(かおう)を書いておいて...
吉川英治 「上杉謙信」
...花押(ごはん)をねがわしゅうぞんじますが」「どこへやる書状か」「思い立って...
吉川英治 「私本太平記」
...すなわち弟直義(ただよし)の花押(かきはん)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...足利直義(ただよし)の花押(かきはん)もまたあざらかといってよかった...
吉川英治 「私本太平記」
...そちが花押(かきはん)して...
吉川英治 「私本太平記」
...花押(かきはん)を加え...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼女らはぐるぐると誰にも真似(まね)のできない花押(かきはん)を書きなぐる...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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