...この部は花托でも何んでもなく...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その花托は内部の小花にこそあれ(上に書いたように)他の場所にある理屈がない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その着点を花托とみてもよかろう...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その周りの肉は主として花托からのものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...上述の通り下位子房で成ったもんだからその周囲を花托で取り巻き...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それはやや質の厚い筒をなした花托なのである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その花托の頂が萼筒内での蜜槽となり来客として来る昆虫のため...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...核(タネ)(すなわちサネ)の如く残される部が右花托の硬変部でそれは種子の皮部であるかと疑われる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ゆえにグミの実は花托と果実と種子とより成っているのである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その花托壁に包まれた果実種子を糞と共にヒリ出して地に落し...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その五枚は特にその頂点で互に合着しその本の方が却(かえっ)て花托から離れ...
牧野富太郎 「植物記」
...雄蘂は多数ありて放大せる花床すなわち花托の下に多数相生じ黄色を呈し...
牧野富太郎 「植物記」
...この花柱は花托の表面に出て現われて居る...
牧野富太郎 「植物記」
...遂に楕円形の堅い果実をなすときその海綿質の花床(花托)も一層増大して...
牧野富太郎 「植物記」
...ナシなどは実を合成せる花托部(かたくぶ)を食(しょく)しており...
牧野富太郎 「植物知識」
...これは杯状(はいじょう)をなした花托(かたく)(すなわち花の梗(くき)の頂部(ちょうぶ))であって...
牧野富太郎 「植物知識」
...その花托(かたく)が放大して赤色(せきしょく)を呈(てい)し味が甘く...
牧野富太郎 「植物知識」
...それはその放大せる花托面(かたくめん)に散布(さんぷ)して付着(ふちゃく)している細小な粒状(つぶじょう)そのもの(図の右の方に描いてあるもの)である...
牧野富太郎 「植物知識」
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