...芭蕉扇(ばしょうせん)を御使いなさりながら...
芥川龍之介 「俊寛」
...芭蕉扇(ばしょうせん)を使っていらっしゃいました...
芥川龍之介 「俊寛」
...ばたばた芭蕉扇(ばしょうせん)を御使いなさいました...
芥川龍之介 「俊寛」
...芭蕉扇を手にして徘徊するを見る...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...水分のない蒸気のためにあらゆる行李は乾燥して飽くことない午後の海水浴場附近にある休業日の潮湯は芭蕉扇の様に悲哀に分裂する円形音楽と休止符...
李箱 「LE URINE」
...芭蕉の葉で芭蕉扇をつくって呉れた...
梅崎春生 「幻化」
...金箍棒(きんこぼう)や羅刹女(らせつにょ)の芭蕉扇(ばしょうせん)をありありと目に見た子供は...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...孫悟空は羅刹女(らせつにょ)の芭蕉扇(ばしょうせん)にあおられてひどい目にあった...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...昼は芭蕉扇を腹の上にのっけて夕方まで眠りつづけ...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...朝食をおわると下帯一つになって芭蕉扇で胸のあたりを煽ぎながらぐっすりと寝込んでしまった...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
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山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
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