...芦の湖が展開して来た...
直木三十五 「南国太平記」
...芦名と談笑して居ることさえありました...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...逆葉の芦の話だの」「その有難い話を聴問しながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...娘には芦名光司(あしなくわうじ)樣といふ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「これは芦船の形見だよ...
長谷川時雨 「神田附木店」
...芦田――何? ほんものの仮面強盗? ど...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...吉田信夫夫妻、芦原英了来訪...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
......
牧野富太郎 「植物一日一題」
...四「藪原検校(やぶはらけんぎよう)」「安政三組盃(あんせいみくみさかづき)」「新蔵(しんざう)兄弟」「鼠小僧」に抜群の冴えを見せた世話講談の妙手小金井芦洲(ろしう)は、音に聞く大酒とづぼらで、いま落語界で名実共に第一人者たる桂文楽君が若手のじぶん、伊豆の温泉各地を興行するに際し、一座に加つて行つたが、芦洲先生、泊り/\の温泉宿で、毎晩、大いに飲ませては呉れるが、お給金を一銭も呉れない...
正岡容 「落語家温泉録」
...紅葉する木立もなしに山深し千里の山嶺を攀(よ)じ幾片の白雲を踏み砕きて上り着きたる山の頂に鏡を磨(と)ぎ出だせる芦の湖を見そめし時の心ひろさよ...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...芦の茂みは浅い沼に続いてい...
山本周五郎 「青べか物語」
...「先生の番だよ」芦(あし)の中の一夜たぶん九月だったと思う...
山本周五郎 「青べか物語」
...新たに家を建てたり、刈った芦の倉や、海苔簾を編む工場を作ったりし、「大叶屋(おおかのうや)」という看板を掲げて、ひとかど旦那(だんな)と呼ばれるようになった...
山本周五郎 「青べか物語」
...葫芦谷(ころこく)の内へ入ることを許された...
吉川英治 「三国志」
...はや葫芦谷(ころこく)の特徴ある峨々(がが)たる峰々も間近に見えた...
吉川英治 「三国志」
...芦屋の一寺に用意いたしおきました...
吉川英治 「私本太平記」
...蕭条(しょうじょう)たる水も芦(あし)も茜(あかね)いろに染まっていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...水を渡ってあの蕭々(しょうしょう)たる芦(あし)の彼方へ隠れこんでしまうでしょうから」「いやそのときには...
吉川英治 「新・水滸伝」
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