...ナソレ牡丹(ぼたん)に芍藥(しやくやく)...
泉鏡太郎 「畫の裡」
...芍藥(しやくやく)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...芍藥(しやくやく)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...芍薬種子(たね)三升程...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...牡丹(ぼたん)芍薬(しゃくやく)の花極めて鮮妍(せんけん)なれどもその趣(おもむき)決してダリヤと同じからず...
永井荷風 「一夕」
...芍薬(しやくやく)と順々に咲いては散つて行つた...
永井荷風 「花より雨に」
...芍薬(しゃくやく)の原産地は...
牧野富太郎 「植物知識」
...芍薬(しやくやく)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...「どちらへ」「三人別々だよ」源内は貰ってきた芍薬(しゃくやく)のきり花を駕の屋根へ乗せて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...萎(しぼ)んだ芍薬(しゃくやく)を駕の屋根へのせて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...駕屋も忘れてしまった芍薬(しゃくやく)の花が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...芍薬(しゃくやく)の使者(ししゃ)一鶴のような老人である...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一輪の芍薬(しゃくやく)を投げ入れて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...芍薬(しゃくやく)の枝をつきもどすと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それへ芍薬を入れてみたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...旅宿の小女に与えて来たというと、その処置にもうなずいて、「だが、吉岡のせがれ伝七郎とかいう者、あの芍薬を、手には取って見たろうな」「はい、お文を解く時」「そして」「そのまま突き戻しました」「枝の切り口は見なかったか」「べつに……」「何も、そこに眼をとめて、いわなかったか」「申しませんでした」石舟斎は、壁へいうように、「やはり会わんでよかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...七寸ばかりの芍薬(しゃくやく)の切枝だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――白芍薬の花をではない...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索