...芋(いも)のごとくに転がりたり...
泉鏡花 「活人形」
...芋虫(いもむし)を小山ぐらいの大きさにした奇妙な姿の地底機関車だった...
海野十三 「地中魔」
...この芋などは、人々いずれも野中又は道路の端などに穴を掘りまして、これに馬つけ五駄も七駄も入れておきました...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...僕は豆も芋も好きなので...
大杉栄 「日本脱出記」
...『燒芋』とかけて何と解く...
大町桂月 「川越夜行記」
...そしてあるく・また逢へようボタ山の月が晴れてきた遠賀川風景枯葦雲雀の歌放牧の牛の三々五々霞うら/\あされば何かあるらしい鶏は鶏どち焼芋やけます紙芝居がはじまります旅のつかれのほつかりと夕月・枯草の日向見つけて昨日の握飯病めばをかしな夢をみた夜明けの風が吹きだした二月廿七日夜来の雨がはれて...
種田山頭火 「其中日記」
...それに明日の煮染(にしめ)にする里芋を五合ほど風呂敷に包んで...
田山花袋 「田舎教師」
...食べる物があるか」「芋粥なら丁度出来ておりますが...
直木三十五 「南国太平記」
...「たわけ――来い」「芋侍なら不足はない」五人は...
直木三十五 「南国太平記」
...芋をつついたりして...
中里介山 「大菩薩峠」
...芋を揉むような形に見え出したのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...大方居眠りをして山芋の夢でも見ているのだろう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...へえ、芋んこみてえな、よごれたばさまが畑へえずり廻ってるだけだもの...
三好十郎 「おりき」
...では里芋を蒸しましょうか」お登和「ハイよく蒸して下さい...
村井弦斎 「食道楽」
...薩摩芋(さつまいも)も大(おおき)いのを食べると胸が焼(やけ)るけれども裏漉(うらご)しにして梅干で和(あ)えると胸へ持たん...
村井弦斎 「食道楽」
...二尺ほどもある大きな芋が出來る...
柳田國男 「食料名彙」
...以前はこの芋が単なる副食物でなかったことを推測せしめる...
柳田國男 「食料名彙」
...芋と穀物の粉とを釜(かま)で練ったものをデーハと謂うとあって...
柳田国男 「木綿以前の事」
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