...――芋粥を食ふ時になると云ふ事が...
芥川龍之介 「芋粥」
...僕は丁度(ちやうど)道ばたに芋(いも)を洗つてゐた三十前後の男に渡し場の有無(うむ)をたづねて見ることにした...
芥川龍之介 「本所両国」
...それから大きな山芋に金襴の衣を被せたような教誨師とが静々と入って来た...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...もちろんお芋という立体が通りすぎたとは感ずる力はない...
海野十三 「四次元漂流」
...他の島々に比べてタロ芋の産出は豐かだし...
中島敦 「環礁」
...芋(いも)と大根(だいこ)の汁(しる)を拵(こしら)へる外(ほか)どうといふ仕事(しごと)もなかつた...
長塚節 「土」
...代価が二十七銭」「それから?」「山の芋が一箱」「山の芋まで持って行ったのか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...鰹(かつお)に眼張(めばり)、白すに里芋、豆腐に生揚、蛸ぶつに鰊...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...芋の葉が土の上に長い影を落していた...
火野葦平 「糞尿譚」
...身はごろごろと芋虫(いもむし)の如くになりて...
福田英子 「妾の半生涯」
...なみなみと海の如くたたへた恐るべき芋粥がある...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...本官なら芋づる式に挙げることなど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...それから牛乳を入れたマッシ、寒天の寄せ物、米利堅粉(めりけんこ)と玉子を入た蒸物(むしもの)、お芋のフライ、繊(せん)に截(き)った煮物、食後のお菓子で茶巾絞(ちゃきんしぼ)りなんぞがよろしゅうございましょう」妻君「そんなに色々なお料理方(かた)がありますか...
村井弦斎 「食道楽」
...では里芋を蒸しましょうか」お登和「ハイよく蒸して下さい...
村井弦斎 「食道楽」
...「芋二庵主人稿、棠軒三十四歳」と署してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これも焼芋の釜の据えてある角から二三軒目で...
森鴎外 「独身」
...参右衛門の妻はまた泥田の中で唐芋を掻き廻している...
横光利一 「夜の靴」
...長芋(ながいも)のお椀(わん)...
吉川英治 「松のや露八」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
