...彼女の髪が艶冶に輝いている...
...この絵画には、美しい色使いが艶冶に描かれている...
...彼の話術は、人々を艶冶に魅了する...
...彼女の歌声は、聴衆を艶冶に包んでいた...
...この料理は、魚の艶冶な味わいが楽しめる...
...亦(また)是等艶冶(えんや)の筆(ひつ)の累(るゐ)する所多かりし由...
芥川龍之介 「骨董羹」
...夫人のいつに変らない艶冶(えんや)な媚笑(びしょう)を眼の前にすれば...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...艶冶のアレキサンドロス來るを眺め喜びつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...30艶冶のアレクサンドロス愕然として胸打たれ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 35艶冶のアレクサンドロス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...艶冶のアレクサンドロス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そういった艶冶(えんや)の気分をそなえているものであれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...貞奴のあの魅惑のある艶冶(えんや)な微笑(ほほえ)みとあの嫋々(じょうじょう)たる悩ましさと...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...艶冶(えんや)な美女から...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...お京の艶冶(えんや)さを...
火野葦平 「花と龍」
...同じく彼の佳きレパートリイの一つたる「吉原百人斬」の中の宝生(ほうしやう)栄之丞住居の一席も、艶冶な描写が、いまに私の耳を哀しく悩ましく擽(くすぐ)つて熄まない...
正岡容 「吉原百人斬」
...寄席に庭なく路次なくまた二階席の艶冶なきをいかゞすべきぞ...
正岡容 「寄席風流」
...無事に艶冶(あでや)かなすがたを...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...艶冶(なまめ)かしく笑ったが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...自分も艶冶(えんや)な気分が味わえる点とで...
山本周五郎 「七日七夜」
...艶冶な書物を筆写する自分の姿...
山本周五郎 「七日七夜」
...自分は之(これ)に由(よつ)て艶冶(えんや)を衒(てら)ふ或(ある)階級の巴里(パリイ)婦人を観察する事が出来ました...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...いい物が手に入(い)ったよ」いかにも艶冶(えんや)な桃色の中へ心まで溶(とろ)けいったさまで...
吉川英治 「江戸三国志」
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