例文・使い方一覧でみる「色糸」の意味
スポンサーリンク...彼女は母親に頼まれて染色糸を買いに行った... 
...染色糸を使って手芸を作るのが好きです...
...この染色糸は手で染められているので、色が均一ではありません...
...今度の編み物は、染色糸を使って色味をつける予定です...
...染色糸は太さや強さによって、編むものによって種類を使い分ける必要があります...
...白馬に飾つた色糸の手綱（たづな）が...
芥川龍之介 「杜子春」
...色糸の入った荒い絣（かすり）の銘仙（めいせん）に同じような羽織を重ねた身なりといい...
永井荷風 「雪解」
...「この手鞠は、お前が拵（こさ）えたのか」手鞠はかがり掛けで、綾になった飾り糸が半分ほど掛けてありますが、普通の娘達が趣味にもたしなみにも作る、五色の糸の美しく綾なすのと違って、かがり方は如何（いか）にも巧みですが、色糸は白と青と、そして黒だけ、はなはだ淋しくて変ったものでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...折角かがりかけた手鞠の色糸を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...色糸で麻の葉や三升（みます）にかがっていた...
長谷川時雨 「西川小りん」
...袖付や袵（おくみ）の皺が苔でも置いたようなしっとりした青味（あおみ）の谷をつくって、いうにいえないいい味わい……帯はね、蝦夷錦の金銀を抜いて、ブツブツの荒地にしたあとへ、モガルの色糸で、一重蔓小牡丹の紋をいたずらでもしたようにチラホラ散らしたという……お話中……わからないひとねえ、お話中だと言ってるじゃありませんか...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...「胸のところに色糸（いろいと）でＫ・Ｕという頭文字が刺繍（ぬいとり）してある……君の名は栂尾（とがお）ひろ...
久生十蘭 「肌色の月」
...青い色糸でタッチングしたロシア天鵞絨の感じである...
久生十蘭 「春の山」
...絹の色糸がかがつてはあるが何の値もない手毯か...
平出修 「夜烏」
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山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...なんとたくさんの色糸が...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...同系統を用いた色糸の単調の美...
矢田津世子 「※［＃「やまいだれ＋句」、第4水準2-81-44］女抄録」
...色糸や針金でかがり...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...これに古い布裂（ぬのきれ）や色糸や...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...尾花で作り色糸でかがり...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...時には色糸だけで模様に編む...
柳宗悦 「蓑のこと」
...色糸の色も芯（しん）もちがうこう三つの鞠（まり）を後醍醐がいかに綾（あや）なすかを...
吉川英治 「私本太平記」
...文字を知らず色糸を結んで数を現わしたというインカの国でも...
和辻哲郎 「鎖国」
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