...彼女は今日派手な色目のドレスを着ている...
...秋には落ち着いた色目の服が似合う...
...この絵の色目は非常に美しい...
...新しいリップスティックの色目を選ぶのは楽しい...
...彼の新しい車はすごく派手な色目だ...
...しかし新らしい観念(イデエ)や人に色目も使はぬと云ふことは退屈そのものの証拠である...
芥川龍之介 「解嘲」
...僕はいろいろの紅毛人たちに何度も色目を使つて来た...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...黄金色目映(まば)ゆき...
海野十三 「深夜の市長」
...紫の色目もあざやかな光芒(こうぼう)でみたされた...
海野十三 「超人間X号」
...「こまった酒乱さ」と言わぬばかりの色目をつかい...
太宰治 「親友交歓」
...彼女はいつものとおり厚かましい色目を使ってみせた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あまりいい色目なので...
久生十蘭 「あなたも私も」
...いままで好きやった着物の色目や柄が...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...結構な色目ですことね」杜松子はどこか薄青い...
久生十蘭 「ユモレスク」
...私は色目なんかこれっぽちも使っていません」「もちろん...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...」「お前のやうにかね?」「……ピピヤスに色目なんか使つたら...
牧野信一 「山彦の街」
...ナガシメは紀州田辺近村の麦打ち唄に「色けないのに色目を使う」というイロメで...
南方熊楠 「十二支考」
...景色目に見えるようでしょう? 小草にかかる泉のしぶきの眺めなど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...天幕は同じ色目、同じ布地、同じ寸法のものである...
三好達治 「銀座街頭」
...女房の袖口(そでぐち)の重ねの色目も...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...朝から晩まで色目で見ている...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...さてはあのチイ嬢(ちゃん)の色目は喰わせものだったのか...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...更にその上にアラビア人その他西域から来た異民族(色目)が立ち...
和辻哲郎 「鎖国」
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