...おのづから其の間に色分けが出來て來る――所謂黨派といふものが生れる...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...あと三分が憲政会という色分けで...
徳田秋声 「縮図」
...階級によって色分けされているものなのであるから*...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...社会は先ず第一に知識人と非知識人とに色分けされると考えられ勝ちであるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その色分けや命名を試みて世間を煙に巻いたつもりでいる文士連の中から問わず語りに申訳のような言葉が洩(も)れて出て来る...
中里介山 「余は大衆作家にあらず」
...敵と味方とを色分けする口じゃのう」と...
火野葦平 「花と龍」
...人の命の色分けはないじゃあありませんか...
宮本百合子 「黒馬車」
...大きく色分けにしたものといってもよいのです...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
...徳川とも豊臣とも色分けつかない偽装をもって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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