...潜航艇のペリスコープは比良目(ひらめ)の眼玉の真似である...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...潜航艇のペリスコープは比良目(ひらめ)の目玉のまねである...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...むし比良目の味噌漬と鮒の甘露煮...
長塚節 「十日間」
...自分を見る世界の目はすべて比良目の目になつてしまつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...お魚のグレーと申して鯛(たい)とか鱸(すずき)とか鯖(さば)とか鰡(ぼら)とか鰈(かれい)とか比良目(ひらめ)とか川魚(かわうお)ならば鯉(こい)とか鱒(ます)とか(やまめ)とか鮭(さけ)とかいうようなもので肉に膠分(にかわぶん)の多い種類を択びまして海魚(うみうお)ならば背から開いて骨を抜いて塩胡椒を振りかけて一時間位サラダ油に漬けておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...比良目と鰈(かれい)は魚類中最も消化の良きものなり...
村井弦斎 「食道楽」
...○鯛は蛋白質弐割ありて滋養分略(ほぼ)比良目に同じ...
村井弦斎 「食道楽」
...顔良目がけて喚きかかった勇士がある...
吉川英治 「三国志」
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