...良心の呵責(かしゃく)を免れることが出来ますッて云うのにね...
泉鏡花 「婦系図」
...大した良心の呵責を感じそうにない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...良心の呵責に耐え切れず...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...僕は罪を犯したことに良心の呵責は感じてゐない...
小穴隆一 「二つの繪」
...僕は罪を犯かしたことに良心の呵責は感じてゐない...
小穴隆一 「二つの繪」
...而して良心の呵責の苦しきことを知らず...
大町桂月 「鹿島詣」
...良心の呵責(かしゃく)は無かった...
太宰治 「恥」
...そんなものを人は良心の呵責(かしゃく)と呼んで落ちついているようである...
太宰治 「もの思う葦」
...いろいろな想念や良心の呵責に責められとおした苦しいその一夜と...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...それ故に良心の呵責(かしゃく)を受けています...
中里介山 「大菩薩峠」
...もし良心の呵責の前にそれを置いたとしたら...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...良心の呵責が軽くてすんだろうに...
久生十蘭 「キャラコさん」
...良心の呵責(かしゃく)その他の理由によりて...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...彼は老伯爵夫人の死についても別に良心の呵責(かしゃく)などを感じなかった...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...ハント編集長に良心の呵責(かしゃく)なんてございません」「では全部でっちあげと言うことですか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...良心の呵責(かしゃく)のもとに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...それに良心の呵責を受けていますのですもの...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...良心の呵責のために今は一語も発しえない彼を見すえながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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