...良心の呵責(かしゃく)を免れることが出来ますッて云うのにね...
泉鏡花 「婦系図」
...二良心の呵責(かしゃく)は一歩毎に強く加わるので有った...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...良心の呵責に耐え切れず...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...僕は罪を犯したことに良心の呵責は感じてゐない...
小穴隆一 「二つの繪」
...僕は罪を犯かしたことに良心の呵責は感じてゐない...
小穴隆一 「二つの繪」
...而(しか)も真理の自然に有する力は大なるもので何となく良心の呵責(かしゃく)があり...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...良心の呵責(かしゃく)は無かった...
太宰治 「恥」
...そんなものを人は良心の呵責(かしゃく)と呼んで落ちついているようである...
太宰治 「もの思う葦」
...ホームズは自分のなす演技に良心の呵責を感じているのか知る由もないが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...チャンドラはたえず良心の呵責を受けていた...
久生十蘭 「新西遊記」
...良心の呵責(かしゃく)その他の理由によりて...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...彼は老伯爵夫人の死についても別に良心の呵責(かしゃく)などを感じなかった...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...良心の呵責が無かったなら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...良心の呵責に悩むことはないし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...それに良心の呵責を受けていますのですもの...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...良心の呵責のために今は一語も発しえない彼を見すえながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おんなじような詫(わ)びごとを繰返し繰返し良心の呵責(かしゃく)を胡麻化(ごまか)しているのであった...
夢野久作 「木魂」
...云い知れぬ良心の呵責をさえ受けている原因はどこに在るのだろう...
夢野久作 「戦場」
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