...彼女との関係の良否を確認する必要がある...
...最終的な評価は、プレゼンの良否にかかっている...
...彼の提案の良否に対する意見を聞いてみたい...
...経営陣は、事業の良否を見極めるための分析を行った...
...チームの勝敗は、パスの良否にもよる...
...作品の良否よりも美術家の名が重要である...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...これの視像の鮮明さで顕微鏡の良否が分かると教えられた...
寺田寅彦 「追憶の医師達」
...――この行政方針の良否を私は今茲で問題にするのではないが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その質の良否は第二段として...
戸坂潤 「読書法」
...或は九・五、十六、三十五ミリなど、またはポジティヴ、ネガティヴ、反転、パンクロマティックなどのそれぞれのもつ明暗の強弱、抜けの良否、およびそのもつ特有の機能、またそれらの組みあわせのもつ機能、それらはいかなる個人もが左右できない標準性である...
中井正一 「物理的集団的性格」
...先生は毎會出席して辯論し 實驗結果の良否を判斷し針路を指示するを常としている...
長岡半太郎 「プランク先生の憶い出」
...この草を嘗めて良否を見分けるというのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...気候風土の良否の如きを念頭に置くことは贅沢(ぜいたく)のようなものだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...勘の良否を判定する材料を集めることは...
中谷宇吉郎 「勘」
...塩の良否もそれに劣らぬ大切な役割をする...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...しかしここではこの方法の良否が問題でなく...
中谷宇吉郎 「実験室の記憶」
...演説の良否よりも...
新渡戸稲造 「自警録」
...あるいは近来の流行にて空気の良否など少しく詮索(せんさく)する様子なれども...
福沢諭吉 「教育の事」
...古典を読むことによってひとは書物の良否に対する鑑識眼を養うことができるのである...
三木清 「如何に読書すべきか」
...書物の良否についての鑑識眼は銘々の見地からその間におのずから養われる...
三木清 「書物の倫理」
...玉子の良否(よしあし)を択ぶのは必要な事ですが日本人は平生(へいぜい)食物問題に不注意だから玉子屋が善(よ)いのも悪いのも皆(み)んな混(ま)ぜて売っていますし...
村井弦斎 「食道楽」
...第七十七 豆と麦小売商人の徳義心なきは歎ずべしといえども食品を買う者も常に自ら注意して品質の良否善悪を択ばざるべからず...
村井弦斎 「食道楽」
...桿を試す「旗差物(はたさしもの)の桿(さお)の良否を試しとうござるが――」と...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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