...王生は例の通り舟を艤(ぎ)して...
芥川龍之介 「奇遇」
...部落の若者たちと共に舟を艤(ぎ)して...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...艤(ふなよそひ)せる羅刹(らせつ)の罪あるものを拉(ひ)き去るあたりは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...僅に十数人の船を艤して災を八丈島に逃れたるのみ...
宇野浩二 「それからそれ」
...さらに飾りつけそのほかの艤装(ぎそう)がついて完成するのであった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...いろいろの艤装の...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...なおそのほかに探険船シビリアコフ号を艤装(ぎそう)して途中でいろいろの観測研究をすると同時にただひと夏に北氷洋を乗り切るという最初のレコードを作ろうという計画を立て...
寺田寅彦 「北氷洋の氷の割れる音」
...進水した「グレート・イースタアン」は、その後さらに一年と四カ月ばかりは、艤装も施されず、有楽町の半出来の映画劇場みたいに、醜怪な姿を曝(さら)しものにしていた...
服部之総 「黒船前後」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...棹子占風告艤船...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柳橋の船宿で艤(ふなよそほひ)を待つ間に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...よく艤装された船舶やよく装備された軍隊の量の中に示されることを望んだのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その老人等はいま港で艤裝されつゝある美しい新造船のことについてかれこれ言つてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...大小幾十そうの船を艤して...
吉川英治 「私本太平記」
...すべて軍船の艤装(ぎそう)をした大小五百余艘(そう)の船影は...
吉川英治 「私本太平記」
...艤装(ぎそう)いかめしく...
吉川英治 「新書太閤記」
...船の艤装の八分の一を引受けた場合には収穫の八分の一を保有すること...
和辻哲郎 「鎖国」
...十分に艤装した大きい帆船二隻を調えて貰いたいことである...
和辻哲郎 「鎖国」
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