...船楼(せんろう)は五彩(さい)に塗ってあった...
吉川英治 「三国志」
...わが船楼のうえに上って...
吉川英治 「三国志」
...まず船楼に懸け並べた弩弓(どきゅう)の弦(つる)を一斉に切って放った...
吉川英治 「三国志」
...なお船楼の幕(とばり)のうちで...
吉川英治 「三国志」
...総じて船首の飾りや船楼は濃厚な色彩で塗りたて...
吉川英治 「三国志」
...船楼の上から、諸大将が、口をそろえて答えた...
吉川英治 「三国志」
...波は船楼を砕き人を翻倒(ほんとう)し...
吉川英治 「三国志」
...能登(のと)の輪島(わじま)と七つ島(じま)の間(あいだ)をピュウピュウ走っている――カーン カーン カーン……船楼(せんろう)の鐘(かね)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「山のごとく飾り立て」とあるのは船楼や艫(とも)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれど、船楼の一間は、あたかも本丸住居(ずまい)の一部屋を、そのまま移して来たように、衣桁(いこう)もあれば金屏風もあり、蒔絵(まきえ)の文棚(ふだな)、小鼓、香炉、火鉢、褥(しとね)、膳具酒器など、ないものはなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...その船楼に立つ自分のすがただの...
吉川英治 「新書太閤記」
...三位卿と共に船楼(ふなろう)の欄(おばしま)に立つ阿波守...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...通船楼(つうせんろう)の若いおかみさんに出会ってしまった...
吉川英治 「春の雁」
...通船楼のおかみさんに嗤(わら)われたくない気がしきりにして来る...
吉川英治 「春の雁」
...あの通船楼の若いおかみさんの鉄漿(おはぐろ)がまたどこかで嗤(わら)っているような気がするのだった...
吉川英治 「春の雁」
...……誰が」「通船楼のお使いが」澪(みお)つくし金子の勘定を払って清吉は使いに来た通船楼の男と...
吉川英治 「春の雁」
...通船楼の若いおかみさんは...
吉川英治 「春の雁」
...通船楼のおかみさんは笑ったが...
吉川英治 「春の雁」
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